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進化し続ける電気通信業界の最新情報をご紹介

未来へ向けて日々進化している電気通信業界のテクノロジー。埼玉三技協では、電力・移動体通信・ネットワーク…等、様々なジャンルの業務を行っていますが、その中の新技術、情報についてほんの少しだけご紹介します。

携帯電話を始めとして、「繋がる」ことが当たり前の時代に一役買っています

エントランス・システム(FWA)

エントランス・システム(FWA)が山間地などで利用されている図

通常、携帯電話基地局は約5kmに一局あります。基本的にベースになる「基地局」と、もっと細分化された「サブ・センター」までは、光ケーブルで繋いで接続しています。サブ・センターを設置することに問題のない市街地ではいいのですが、山間部や地形的に設置が難しい場所では、コスト・時間がかかるため、現在はエントランスシステム(FWA)を利用しています。

 

市街地等の条件の揃った場所にエントランスシステムのベースを設置し、1825Gb/Sまたは25Gb/Sの無線で双方向通信をするシステムです。ベース局からの伝達が可能な距離は約〜9km。中継を挟めばもっと遠い場所まで、伝達することが可能です。

 

このシステムによって、昔までは通話圏外であった山間部等でも使用可能になり、国内のどこでも変わりなく通話ができるような環境が、整えられつつあるのです。

劇的な変化を遂げる新世代のネットワーク

次世代ネットワーク(NGN)

次世代ネットワーク(NGN)がシームレスなネットワーク環境を実現している図
NGNが通信業界に革命を起こす!

最近、『NGN』という言葉を耳にしませんか? NGN(次世代ネットワーク)とは、既存の電話回線とは違い、インターネットで使用しているIP(インターネット・プロトコル)通信方法を利用して、インターネット・IP電話・ネットワークや、画像+音声・動画像等のリアルタイム配信(ラジオ・テレビ・テレビ電話)等の情報伝達媒体を一元化する事により、全てのユ−ザ−にシ-ムレスなネットワ-ク環境を提供出来るという考え方です。

 

現在は、固定電話は有線のネットワーク網、携帯電話は無線のネットワーク網、メールはインターネット網、TV・ラジオ放送は専用の放送網と、それぞれ異なった方式で情報のやり取りをしています。この異なった情報網を、全てひとつにしてしまうのがNGNなのです。

NGNのメリット

NGNではインターネットと同じIPをベースとしたネットワークになるため、以下のようなメリットがあります。

 

・通信の品質が高い
NGNで使用するIPは、次世代バージョンの「IPv6」を使用するため、ほぼ無限のIPアドレスを割り当てることが可能。
そのため、複数で同じIPを利用することなく固有のIPアドレスを所有することができ、従来のように、「利用者が多くて回線速度が遅くなる」といったストレスから解放される。

 

・セキュリティが高い
固有のIPアドレスを所有することができるため、セキュリティが強固になり、ネットワーク上での情報漏洩やインターネットトラブルに巻き込まれる可能性が低くなる。

 

・ネットワークツールの融合
異なる事業間同士の接続と、異なる通信間同士の接続を可能にするため、固定電話と携帯電話を融合することができる。

 

・一元化することによって管理が楽に
従来の方式と異なり、情報通信の手段を一元化できるので、管理が容易に。また、利用会社を統一することによって、基本使用料等のコストが下がる可能性も高い。

未来のネットワーク

NGNが浸透すれば、その特製を活かして、TVや家電などさまざまなものネットワークで繋ぎ、「安心・安全・快適」なサービスを受けることが可能になります。更に、NGNで変わるのは、個人向けのサービスだけではありません。インターネットよりも高いセキュリティ能力と安定した通信品質を確立できることによって、医療機関や金融機関など、更にその利用領域は広まっていくという見方が強まっています。

 

この新しいスタンダードに、業界は力を入れて開発をすすめており、そう遠くない未来に実現されることでしょう。我が埼玉三技協でも、いち早く学習し、取り組んでいきたいと考えております。